「梅は咲いたか〜桜はまだかいな〜」という民謡がありますが、彦根城の「梅」の開花状況をお知らせします。
まずは、彦根城表門前にある「馬屋」の梅が見頃を迎えています。

彦根城 「馬屋」

​​表門の外、内堀と道路を隔てて建っている細長い建物で、江戸や各地の伝達のためにあった「馬屋」。
藩主たちの馬を常備した馬屋。表門の外だが、政務の場である彦根城正門、表御殿のほど近くにありました。そのため緊急の連絡があれば、すぐさま江戸や各地へ家臣が伝達のために馬を走らせたんです。この馬屋は、全国の近世城郭に残る大規模な馬屋としてほかに例がなく、国の重要文化財に指定されています。

彦根城の大手門には、紅梅白梅が400本植えられている「梅林」が広がっています。

3月2日現在、日の当たる木の白梅が咲いています。紅梅はまだ蕾。見頃は3月中旬頃の予定です。

​ひんやりした空気の梅林。
元々は米蔵17棟が建っており、琵琶湖から松原内湖をへて内堀まで運ばれてきた米は、水門から搬入され蔵に収められていたんです。

彦根城の梅の見頃はちょっと遅いので、まだまだこれからお楽しみ頂けます。

御城内御絵図（彦根博物館所蔵）　キャッスルガイドより転用

400本の梅林をライトアップするイベントが開かれます。彦根城が幻想的に梅模様のあかりで照らされたり、フードカーや地元高校生による梅林での吹奏楽の演奏など行われます。詳しくは下記よりご確認ください

日時：3月21日から3月24日　17:30-20:00まで


 

近江ダイニング 橘菖「井伊枡」

近江ダイニング 橘菖が参加している「井伊枡グランプリ」の表彰式が「梅あかり」開催中の21日に行われます。




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